アイホージュの庭

リラクゼーションサロンアイホージュのブログです

起きている問題は皆違うのに、皆の訴えが同じに聞こえるのは何故だろう

はてなブログ、久しぶりの更新です。

現在、ありのまま認める×EFTでは「自分の躓きの癖を理解し、躓きが顔を出した時に自ら気づいて、躓きが生じる対応のままではうまくいかないとわかった上で、新しい対応へと立て直して、新しい結果を得て、次に繋げる」という問題解決のプロセスをEFTの手法にのせて提供しております。

この問題解決のプロセスは、セッション現場で生まれました。

2009年から現在に至る迄の取り組みの積み重ねで、明らかにした内容です。

2010年~2011年頃のことです。
ヒアリングやセッションをしている時に、私の中で、このような疑問が生じました。

クライアントさん達は皆、それぞれ違う問題や悩みを口にしているはずなのに、皆の言っていることが、同じように聞こえるのは何故だろう。

また、問題や悩みに対応して「うまくいかない」と話すクライアントさん達の訴えをまとめてみると

「自分がどうしたいのか。
どこに行きたいのか。
どうなりたいのか。
何をする必要があるのか。
全然わからないけれど、自分はちゃんとやっている。」


となっていた事もあり、何が起きているのかを具体的に知りたいと思いました。

そこで、私がやった事があります。

それは、クライアントさん達が、実の所、どのように問題を解いて「うまくいかない」と言っているのか、動きを逐一明らかにする事。

「問題・悩みが生じる」→「何らかの対応をする」→「うまくいかなかったと思っている」のであれば、クライアントさんが、どんなことを思い考え、どんな行動を選択・実行し、どんな結果を得て「うまくいかなかった」と言っているのかを明らかにすれば、何かしらわかるのではないかと思ったのです。

動きを逐一明らかにするにあたって、私は、クライアントさん達の放つ言葉に含まれている「普段は一切表現されることのない意味」も明らかにするように努めました。

例えば
・クライアントさんは、何を「問題・悩み」と言っているのか
・クライアントさんの言う「うまくいかない」というのは、具体的にどういうことを指しているのか
・「うまくいく」というのは、具体的にどういうことを指すのか
・クライアントさんが、何らかの対応をした後、どういう状態になれたら「うまくいった」と判断できるのか
といった具合に、言葉の意味を明らかにした上で、内容を掘り下げていました。

問題や悩みに対応する際のクライアントさん達の動きを細部に渡り明らかにした後、これらの内容を1つに繋げて眺めてみました。

そこで
クライアントさん達の対応は、完全に的が外れている。
的が外れている対応を、うまくいくと思い込んでいる。
という躓きが生じていることに気づいたのです。

ありのまま認める×EFTは、何故かわからないけれど、私やクライアントさん達の思考や感情、言動等といったものを、EFTの手法を通じてありのまま認め満たしたら変化が生じたという実体験が先行した状態にありました。

その為、躓いている状態に自ら気付いて立て直す という取り組みを行っているのですが、躓きを立て直すにあたって、クライアントさん達には複数の別の問題が絡み合っていることに気づきました。

ざっと挙げると
・事実と想像の区別がついていない
・何が問題なのかをわかっていない
・どこで躓いているのかを知らない
・本当に欲しいものをわかっていない
・クライアントさんの状態で指す「欲しい何か」は、実際の所、クライアントさんが本当に欲しいものではない
・クライアントさんの状態で指す「欲しい何か」を得られた所で、クライアントさんの現状はその場を凌げるだけであり、実際は、問題が大きくなる
・クライアントさんは、必要な対応をするにあたって必要となる、自分がどうしたいのか、自ら本心を引き出すことができない
・問題解決するにあたって、引き出した本心を、実際に必要な行動へ繋げることができない
といった感じです。

これらの内容をまとめると、クライアントさん達は
躓きから抜け出そうにも、躓きに気づける状態にはないので抜け出せない。
仮に、躓いている事に気づけたとしても、抜け出す術を知らないので、抜け出せない。
仮に、抜け出す術を知っていたとしても、立て直す術を知らないので、立て直せない。
仮に、立て直す術をわかったとしても、自分が何をしたいのかがわからず、動けない。

という状態で

「自分がどうしたいのか。
どこに行きたいのか。
どうなりたいのか。
何をする必要があるのか。
全然わからないけれど、自分はちゃんとやっている。」

と訴えていた事になります。

では、何故、私やクライアントさん達の思考や感情、言動等といったものを、EFTの手法を通じてありのまま認め満たしたら変化が生じたのでしょう。

クライアントさん達は、問題や悩みに対応するにあたり、知らず知らずのうちに、ご自身の思考や感情、言動等といったものを、抑え込んだり、見ないようにしたり、よりよい内容に置き換えたりといった具合に、ありのまま認め満たしていないという状態にありました。

つまり、自分の思考や感情、言動等といったものを、ありのまま認め満たしていない状態から、ありのまま認め満たすことによって立て直しが出来た ということです。(これについては、長くなる為、近日中に改めて書きます)

ちなみに、「自分の思考や感情、言動等をありのまま認める」というのは、どんな内容であれ「そのとおりだと判断し認めること」です。

「満たす」というのは「その通りだと判断した後に次の段階へ進む」です。

例えば、道に迷った時。
最初にやるのは、「迷ったと認めること」「現在地を把握すること」です。

現在地が明らかになれば、地図を見たり、人に聞いたりして、望む目的地に向かうことができます。

出来るだけ早い段階で「迷ったと認めること」「現在地を把握すること」が出来れば、立て直しも簡単です。

もし判断が遅れた場合、時間・労力が多くかかったり、怪我をしたり、思わぬ天候の急変があったりと色々あるかもしれませんが、立て直すことができます。

ありのまま認める×EFTの取り組みは、「迷った事に気づいて、現在地を把握して、立て直す」と同じです。

反対に「ありのまま認めない」というのは「その通りだと判断せず認めないこと」です。

道に迷っているのに、迷っていることに自ら気づけない状態にある為、迷っていることを認められないまま「いつか、目的地につくはずだ」という期待をもって、物事を次、次と進めなくてはならなくなります。

これが「ありのまま認め満たせない」です。

実際に、クライアントさん達は、問題や悩みに対応するにあたって、ご自身の思考や感情、言動等といったものを、抑え込んだり、見ないようにしたり、よりよい内容に置き換えした結果「ありのまま認め満たせない」状態になっていました。

これにより、的外れの努力をし、次、次と自ら別の問題を引き起こし、疲弊した挙句、現状を変えられない自分を責め、自信・居場所・存在価値を失うループから抜け出せないということが起きていました。

ありのまま認め満たせないことが、根本の躓きとなり、その影響が、次、次とどんどん広がっていたのです。

ありのまま認め満たせない状態では、何が起きているのかを把握することが出来ません。

その為、現状を何とかしようとして、さらに的外れの努力をし、次、次と自ら別の問題を引き起こし、疲弊した挙句、現状を変えられない自分を責め、自信・居場所・存在価値を失うループに陥るということが起きます。

これを、長年に渡り、積み重ねた事によりすっかり参ってしまった(でも、実の所、何が起きているのかわかっていない)・・という方は、少なくないのではないかと思っています。

ありのまま認める×EFTセッション事例 ~離婚を回避したい その13~

Rさんからメールが来ました。


「結論から言いますと、サラッと中古は配偶者の視野から外れたようです。
今後の費用や、メリットデメリットなど表にして書いて、配偶者に見てもらったのと
工務店の社長さんにうまく説明してもらったのと、みつるさんのアドバイス通りにやってみたのと。


意外とコロっといきました。笑


今では、あそこの土地は地盤どうなんだろう。。とか言っちゃってます。笑


今まではそんなこと(私にしたら大事と思うこと)気にもしていなかったのに。


あと、子供が、「●●小学校になったら、(子供が通っている)保育園の年上さんもいるし(Rさんと配偶者が選んだ土地が)いいよね。」と言ってくれて嬉しかったです。


来週、工務店さんで見積もりを出してもらうのが楽しみです。」


・・・。
相変わらず、早っ。


すでに、Rさんご夫妻は、新築購入に向けて、工務店決定&土地探しをしていたのでした。


前回、配偶者は、中古住宅の広さや開放感をすごく気に入っていたと書きました。


でも、実際の所、現在の家族構成(3人)で、その広さは本当に必要なのかという疑問がありました。


という事で、Rさんは、配偶者に
「広さを求めるという事は、沢山の人を家に招きたいのか」を尋ねたのです。


配偶者からは
「家に人を呼ぶのは好きじゃない」という衝撃の答えが返ってきたのでした。


だったら、その広さ、いらないんじゃ・・。


それを聞いた私・伊藤は、
「中古じゃなくて本当に良かったね。」


何故なら、中古住宅の広さ、開放感には、北国で生活する上で、大きなデメリットが潜んでいたからなのです。


開放感、広さだけで買ってしまっていたら、後々大変だったと思います。


それから、ローンの心配もありました。
内情を色々伺っていたので、どうかなあと思っていたのですが、無事に通過。


Rさんのローン通過のメールには
「配偶者、嬉しくてほっとしてうかれてます。
毎晩、間取り図を抱えて寝てます。→これ、マジ。笑
これからも忙しくなりそうですが、楽しんで進めたいと思います。


今、●●(Rさんが欲しかったもの1)を購入するか、ちょっといい◆◆(Rさんが欲しかったもの1に準ずるもの)を購入するか、迷ってます」
と言った具合に、なかなか楽しそうに進んでいる様子。


それと同時に、困ったちゃんも登場。
前回のブログで出てきた「その方」


中古住宅は「配偶者が、自分の事を認めてもらいたい方」から話が出ていて、その方が間に入っていると書きました。


「その方」が、お二人の選択の1つ1つにケチをつけていたのです。


これは、その方の「私の言う事を聞いて、私を認めて!」という「認めないオトナ」の行動よくあるあるです。


本人はけちをつけているつもりは全くなく「心配している・役に立ちたい」という思いから口をはさんでいるだけなのですが、される側としては、たまったものではありません。


仮に、Rさんや配偶者が、その方の言う事を「認めないオトナ」の状態で聞いているとしたら、お二人は


・自分(達)を否定されていると感じる
・自分(達)がどうしたいのかよりも、その方のいう事に従わなければいけない
・でも自分(達)のやりたい事をやりたい
・自分(達)がやりたい事を選ぶと、角が立つ、かといって、その方の言う事に従うのも何だか・・


と言った具合に、さんざん迷った挙句

・その方のいう事に従う 場合は、
従ったのに、その方が、後にケチをつけてくる可能性があります。


「言う事に従ったのに、またケチつけるの?」
といった感じの流れになりかねません。


言った本人がケチつけた事すら忘れるなんて、ザラなのですから。


・自分がやりたい事を選ぶ 場合は
その方の言う事に従わなかった罪悪感や、ばつの悪さを感じて、顔を合わせづらくなるといった事が起きます。


何故このような事が起きるか説明は省きますが、そんな訳で「認めないオトナ」の状態では
・言う事に従う
・自分がやりたい事をやる
どちらを選んでも「自分の中で、その方との関係が悪化していく」のです。


ケチが付く事は、一回ではありません。


何度も何度もあるので、その度に
「こんな事言われた!傷ついた!むかつく!」
といった事が増えて、「自分の中で、その方との関係がますます悪化していく」のです。


これは、「大人のありのまま」と「主体性」が身についていたら、簡単にかわせる事なので、
これらを育み続けていたRさんは、余裕を持った状態で、その方の動きと、対応する配偶者を観察していたのです。


配偶者は、もともと
・言う必要のある事を言わずに、黙ってその場をやり過ごすタイプ
です。


そうする事で、物事がうまくいくと思い込んでいるのです。


でも、この方法は、小さい頃、主に親や周りの大人たちとの関係で形成したものであり、大人になるとうまくいかなくなる事がほとんどです。


実際の所、Rさんとの関係においては、この方法を用いて、言う事を言わずに、その場を黙ってやり過ごした結果、離婚話へと発展していきました。


Rさんと配偶者は、
子供の意見も聞いた上で、
現在の土地の購入を決めたのですが、
「その方」は、家族の意見を大事にする配偶者に、新たなケチをつけた事がありました。


今までなら何も言わなかったであろう配偶者が、その方に
「自分の家族を大事に考えて、何が悪い!」
と返した姿を見て、Rさんは、嬉しく思ったと同時に「配偶者、変わったーー」と思ったそうです。


「その方」の「私の言う事を聞いて、私を認めて!」という「認めないオトナ」の行動」は、その後も度々出てきて、色々ながっかりエピソードを伺いました。


でも。
そのお話を伺いながら、「その方」の「私の言う事を聞いて、私を認めて!」という行動が出る度に


配偶者は、
・言う必要のある事を言わずに、黙ってその場をやり過ごす
という以前の、うまくいかない方法で対応してもダメであり、
・言う必要のある事を、伝わるように言う
という練習を、少しずつ積み重ねていくのだろうし

その方はその方で「私の言う事を聞いて、私を認めて!」という対応で
お二人を表面上、自分の思い通りに動かそうとすると
役に立つ所か、迷惑になる事に気づいて
互いの意見こそ言い合う事はあっても
お二人の家については
最終的にお二人に決定権があるのだから、お二人を尊重する必要があり、
お二人から手や知恵を貸してほしいと言われるまでは、そっと見守る事がベストだ

とわかる為の機会なのだろうと思ったのです。


お二人の課題がクリアになる事で、配偶者も、その方も、思考・行動の上で、互いが自立した「大人のありのまま」の心地よい関係性を築けるはずですから。


配偶者は、いつもその方に伝える必要のある事を伝わるよう、はっきり言える訳ではなく、Rさんにだけ聞こえるように、小声で「やめてよー」といっていたエピソードもあるのですが、一気に何もかも出来る訳ではありません。


それでも、今までだったら「やめてよー」すら言えなかった配偶者も、少しずつ、Rさんの変化の影響が及んでいるのだと思います。


Rさんと話していた時に気づいたのですが、RさんはRさんで、配偶者(とお子さん)との会話を通じて、知らず知らずのうちに、配偶者(とお子さん)の意見を引き出し、それをどのように現実に繋げるのかを配偶者(とお子さん)に伝えているのです。


会話でEFTですか。
Rさん、すごいな。


という事で。
最終的に、例の中古住宅は、別な方の購入が決まり(良かったね!)
新築のお家は、土地・建物・家具をそろえた状態で、中古住宅の販売価格と同額になったそうです。(すごっ!)


Rさんは、いらない設備やものは、可能な限り削ぎ落し、節約できるところでは節約し、ご自身の欲しかったものはちゃんと取り付けしたとのことでした。(良かったね!)


離婚回避から、一年が過ぎる頃。
Rさんからメールを頂きました。


「昨日、配偶者も一緒に、仕事の仲間とBBQしたのですが、お酒が進んだ男同士、健康の話をしていて、「俺も前は早死してもいいって思っていたけど、最近は子供の寝顔を見てると、長生きしたいなと思うんだ。」と、ありきたりなドラマのセリフみたいな事を目を輝かせながら言っていました。笑


へ~と思って、嬉しくなりました。


一年前を私も思い出します。
(以下略)」


確かに、配偶者らしい発言だ。
Rさん、配偶者の強い愛情表現好きだって言っていたものね。


お二人の新居は無事に完成し、現在、新しい生活に入っています。


Rさんから、もう1つ、嬉しいお知らせがありました。


第二子妊娠。
離婚回避のセッションの頃、もう一人子供が欲しいという話、出ていたものね。


現在、順調にお子さんが育っているとのことで何よりです。


今も、この先も、どうぞお幸せにね!


~終り~

ありのまま認める×EFTセッション事例 ~離婚を回避したい その12~ 

Rさんの雰囲気や言動に、引っかかりがある様子だったので、話を伺うと、中古住宅購入案が出ているとのことでした。


・築十数年、広くて、開放感がある
・リフォーム済の物件


配偶者が、その中古住宅の開放感をえらく気に入っていて、すでに買う方に気持ちが決まりつつあるというのです。


対して、Rさんは
・購入してもいいとは思うけれど、値段が高い。
・あと700万安ければ考えるけれど、中古にこの値段は高いと感じている
と言います。


Rさんは、以前から、家を買うなら、絶対に欲しいと思っていたものが2つありました。


2つとも、新築物件であれば、最初から取り付ければ良い物です。


ですが、その中古物件では、Rさんが欲しいものの1つは、現状の設備によって、取り付ける必要がありません。


もし、何としても取り付けようとするならば、取り付けの為に、物件に傷をつける必要がある上に、設備過剰ですし、維持費も高くつきます。


もう1つも、後付けするのはスペースが必要だけれど、相当するスペースがないとのこと。


Rさんが欲しいものを、どちらも諦めなければいけない可能性が大という状態だったのですが、それについてRさんは、「まあ、念願の家が手に入るのだし、(欲しいものを諦めるのは)仕方ないか・・」という感じでした。


Rさんには他にも気になる事がありました。


それは、中古住宅は「配偶者が、自分の事を認めてもらいたい方」から話が出ていて、その方が間に入っていること。


彼女たちが中古住宅を購入すると、その方へいくつかのメリットが生じます。


配偶者は、その方に良い顔が出来る上に、感謝される事で、自分を認めてもらえたと感じられるという流れが生じているのを、Rさんは感じ取っていました。


その方は、配偶者が買う事に同意すれば、自分を認めてもらったと感じる上に、実際のメリットを受け取る事で、自分を満たせると言った具合に、双方が互いの認め満たしあいが出来るという、「認めないオトナ」の一見、万々歳のストーリーが隠れていると思われます。


配偶者、Rさん、双方が納得の上、主体的に「中古を買う」事を決めるのであれば、何の問題ありません。


ですが、配偶者が、その方に言われるがままだったり、Rさんが納得していなかったりするのであれば、購入するまでは良くても、後々問題が浮上する可能性が非常に高いのです。


不満や、不快を覚えても、家を買った後では、どうしようもできないのです。


再び関係が悪化しないとも限りません。


せっかく何千万というお金を使って購入し、ローンを払っていくのです。


家は買って終わりではありません。


購入は始まりに過ぎず、そこで1日、1日を積み重ねながら、十数年、二十数年と過ごしていくのだから、心から納得いく買い物をして頂きたいものです。 


加えて、その方は、金銭面に余裕がないので、金銭に関する協力は一切出来ないけれど、何とかお二人に協力したい、役に立ちたいと話していらっしゃるとのこと。


「・・えーと。

出せないけれど、お金を出したいという気持ちはありがたいよね。
出せない事で、何とか役に立ちたいと思う気持ちもわかるし、ありがたいよね。
出せる、出せないにかかわらず、黙って、お二人の意向を尊重して、見守ってくれるのが一番ありがたい「協力」だよね。
出せないと言うのであれば、なおさら。」


「ほんとそうです。
気持ちはありがたいけれど、口だけ出されても本当に困るんです!」


Rさん。
この件でも、言いたい事がたくさんありそうです。


さて。
この時点で、まだ「中古、買ってもいいんだけれど・・」という反応を示し続けるRさん。


前回のブログで書いた、数十万の買い物をした時の配偶者の変化や、配偶者が中古物件を気に入っていていたのを目の当たりにして、「まあ、これでいっか・・」とご自身を納得させているように感じたので、本当に、本当に、中古住宅を購入していいのかを確認する為に、私・伊藤が、生理的な境界線について露骨な質問をあれこれしていたら、Rさんが


「もう!
みつるさんっ!!!


私、それ考えないようにしていたのに!」
だって(笑


考えないようにして、無理やり買う方へと自分をもっていこうとしても、後で悔やむ事になるので、いかんのですよ。


とりあえず、意見の違いは、意見の違いに過ぎないのだから、まずは、Rさんがどうしたいのかを明らかにしましょう。


という事で、
・Rさん・・新築が欲しい
・配偶者・・中古が欲しい
お二人の意見が分かれた状態になりました。


ありのまま認める×EFTでは、常に、下記の2点を原理原則としてセッションなり、取り組みを行っています。


・自分で自分(の存在・欲・意見等)をありのまま認め満たす
・自分で自分(の存在・欲・意見等)をありのまま認め満たすように、他人が他人(の存在・欲・意見等)をありのまま認め満たす事を尊重する。必要があれば、互いの合意点を見出して、実行する


この2点を押さえて、
・Rさんが、Rさんの意見を尊重する
・Rさんが納得しないままに、自分の意見を抑えて、配偶者の意見に表面上合わせる事はしない
・配偶者の意見を否定する事もしない
状態で、
・Rさんと配偶者の意見を尊重した上で、互いの合意点を見出す
作業を行います。


これまでの取り組みで、配偶者の「実際は何ともならず、問題が大きくなるのに、誰かが何とかしてくれて、何とかなると思い込んでいるパターン」がわかっているだけに、「お二人が本当に欲しい家」を手に入れるには、Rさんが主体で配偶者を引っ張っていく事が必要です。


その為に、Rさんは、私との問答を参考に、
「長期的視野で見た、新築・中古のメリット・デメリット」
についてまとめてから、配偶者にプレゼンして、お2人でどうするかを決める事にしたのでした。


続く(次回が最終回です)

ありのまま認める×EFTセッション事例 ~離婚を回避したい その11~ 

Rさんのセッションは、
・離婚回避関係について5回
・Rさんご自身がやりたい事について1回
行っています。

ご自身がやりたい事について
「何しようかな。
考えてみて、また連絡しますね。」
という事で、しばらくした後、Rさんから連絡が来ました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

え?


家、買うの?


って、ちょっと待って。


復縁の話って、何か月前だったっけ?
2か月前か。


「家購入」という展開にびっくりしたのを、懐かしく思い出します。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


Rさんは、ずっと自分達の家が欲しいと思っていて、その思いを配偶者にも話していました。


ですが、配偶者からはずっと「そういう風に、言われるの(せっつかれるの)嫌だ」と言われていたそうです。


ところが、今回、家を買う話を持ち出してきたのは、配偶者の方。


一体、何があったのでしょう。


それは、お二人の「喧嘩」がきっかけでした。


ありのまま認める×EFTに取り組む以前、Rさんは、配偶者から何か言われた時に、わーっと言い返して、喧嘩になる事が多かったと言います。


ですが、その時は、Rさんは、わーっとはならず、まずは、配偶者の言い分を聞いていたのです。


「配偶者の話を聞きながら、確かに私も悪かったなあって心から納得したので、配偶者にごめんって謝まった後、私、すごく眠たかったから「寝るね!」って言って、寝室に行って寝たんですよ。で、朝起きたら、配偶者から「家、買おうか」って言われたんです。多分、あっちは「いつもならRが怒って言い返してくるのに、返してこない。Rが変わった」って、驚いて拍子抜けしたんじゃないかな。」


なるほどね。


「喧嘩」はきっかけに過ぎませんし、Rさんは、巷にある「まず、人の話を聞きましょう。」という表面上のテクニックを使っていたのでもありません。


ありのまま認める×EFTの「自分で自分をありのまま認め満たす」作業を通じて、「大人のありのまま」と「主体性」を自ら育み続けていたRさんには
・聞く必要のある事を、相手が伝えているように聞く
・話す必要のある事を、相手に伝わるように話す
が、身についてきた事によって、自然に、配偶者の言い分を聞ける状態になっていたのです。


Rさんの対応が、今までと違うものだったら、配偶者の対応も当然変わりますものね。


それにしても家ですかーー。


Rさんのお話を伺う限り、関係がうまくいっていない状態のまま「家を建てたら、関係が良くなるかも?」と期待するケースではなさそうです。


この先の人生、夫婦としてやっていこう、やっていけると思えたからこそ「家を買おうか」という話になったのだろうし、本当に良かったです。


Rさんは、ありのまま認める×EFTを通じて、配偶者の思考・行動パターンが手に取るようにわかってきたと言います。


ですが、思考・行動のパターンがつかめても、配偶者の口から、どんな内容が出てくるのか迄はわかりません。


だから、配偶者の口から家を買おうかという話が出る迄、Rさんは、配偶者からその話が出てくる事を、全く想像をしていなかったと思います。


Rさんにとって、配偶者は時として、全く想像がつかない、思いがけない言動をする事があります。
配偶者にとって、Rさんは時として、全く想像がつかない、思いがけない言動をする事があります。


そこに、自分と配偶者の違いを尊重する関係の、面白さや新鮮さ、興味深さや関係の広がり、気づきといったものがあると私は思います。


Rさんご自身がやりたい事については、「家」が手に入る事で、いかようにも展開できる内容だったので、まずは家を買う事に集中です!


Rさん、おめでとうございます!!!
まずは、めでたしめでたし。


って・・あれ?


Rさんの雰囲気や言動に、引っかかりがある様子。


ということで、ここから、また新たな問題に取り組みます!


続く

ありのまま認める×EFTセッション事例 ~離婚を回避したい その10~ 

前回からの続きです。


復縁したRさんと配偶者。


当時、Rさんから頂いたメール


「不思議なもので、私が立て直せば立て直す程、配偶者に変化が・・
簡単に言うと、してほしいことをしてくれてます。
そして、びっくりなことに
あんなに職場中毒だったのに、
これからは深入りないようにする発言。
いいように使われているの気づいたかな。」


ご本人からも、
「まだまだ不得意」
というメールも頂いていた通り、Rさんには
「大人のありのまま」と「主体性」をもって
・言う必要のある事を伝わるように言う
・聞く必要のある事を、相手が伝えているように聞く
事については、まだ積み重ねが必要な状態にありました。


それでも、Rさんがご自身を認め満たして、今までとは思考・言動が変わると、当然、配偶者の受け答えも変わります。


Rさんとの関係がうまくいかなかった頃。


Rさんの一挙一動に、無意識のうちに「Rさんに、自分を認めてもらえない・居場所がない」と感じでいただろう配偶者は、
例え休日であろうと、頻繁に職場関係の飲み会や、悩み相談に出かけていました。


職場の人間関係の中で、自分を認めてもらえたと感じる事を、求めたのだと思われます。


まあでも。
Rさんとの関係が落ち着いてきた事によって、もう必要なくなったのでしょうね。


そんなある日。
Rさんから、ちょっと相談が・・という話が来ました。


「●●が欲しい」
配偶者が、欲しいものを口にしました。
金額にして、数十万の品。


金銭面で余裕があるのであれば、どうぞどうぞと言いたい所なのですが、
このような経緯aihoujyu.hatenablog.com
によって、支払いの途中にある上に、もともと余裕のない状態。

話を伺っている時点でのRさんは「絶対反対」でした。


ですが、その後、お二人で話し合いをし、最終的に購入する事を決めたとのことでした。


1つ、疑問に思った私・伊藤からRさんへ質問をしました。


「購入する事に、Rさんが納得の上で自ら合意したの?
それとも、本当は購入する事には反対だけれど、また離婚とか喧嘩になるのが嫌で、表面上配偶者に合わせたの?
どっち?」


実は、
・購入する事に、Rさんが納得の上で自ら合意したのか
・本当は嫌で、本当は購入する事には反対だけれど、また離婚とか喧嘩になるのが嫌で、表面上配偶者に合わせたのか
どちらを選択するかによって、この先の展開が全く違ってくるのです。


Rさんからは、
自分で決めました。
話して納得したんです。
と返ってきました。


Rさんが、購入する事に合意した理由には、色々あると思います。


配偶者に昇給の予定があったからという事もありますが、
配偶者と話し合いをしていた際に、Rさんは
「あ、配偶者は、これまですごく我慢していたんだなあと気付いたんです。
(ずっと我満していた配偶者が)本当に欲しいものだと思ったから、買うって決めたんです。」
という、ご自身の納得があったとのことでした。


「だったら、大丈夫だよ」
私・伊藤からはそのように伝えて、終わりました。


以前、Rさんは、配偶者が、お金に無頓着な状態で、色々買い物をしていたのを不満に思っていました。


ですが、「大人のありのまま」の
「自分で自分をありのまま認め満たす」事を通じて
・言う必要のある事を配偶者に伝わるように言う
・配偶者に聞く必要のある事を、配偶者が伝えているように聞く
・やる必要のある事をやる
という「主体性」を積み重ねる過程で


これまで「自分を愛してほしい!わかってほしい!」に意識が向いていたのが、
・自分はどうしたいのか
・配偶者はどうしたいのか
と言った具合に、自分や相手の気持ちや背景に意識を向けた上で
2人が合意した状態で、配偶者が、本当に欲しい物を買うという選択に至ったのです。


しばらくして、配偶者はお目当てのものを手に入れました。


それと共に、Rさんから見た配偶者には、いくつかの変化が生じるようになりました。


本当に欲しいものを買った事によって、これまでは、何気なく買っていた飲み物も、自分で作って職場に持っていくようになり、節約できるものは節約したり、その場凌ぎ的な買い物がどんどん減っていったたのです。


それから、配偶者は、欲しいものを買った事をきっかけに、職場とは全く関係のないサークルに入り、新しい仲間と楽しい時間を過ごすようにもなりました。


Rさんは、そんな配偶者を見て、あの時、彼の欲しいものを買ってよかったと思ったそうです。


配偶者が、Rさんの合意のもと、本当に得たいものを選び、得て、活かして、自分を満たす事によって、配偶者の中で余力なり、幸福感なり、Rさんへの感謝の気持ちなりが、生まれます。


そこから、配偶者の配慮が、Rさんや子供へと自然に向かっていくのです。


続く

ありのまま認める×EFTセッション事例 ~離婚を回避したい その9~

前回の続きです。


出て行った配偶者と、Rさん。


しばらく別居状態が続いた後、お二人は、互いの思いを話し合う機会を設けたのですが、Rさんは配偶者から「お互いこのままだとだめになるから別れた方が良い。」と言われます。


それを聞いたRさんは、セッションを通じて、自分はどうしたいのかを再確認したのですが、結果的には「別れる」という答えを出しました。


その時、私からRさんに「今日、離婚すると決めたからといって、必ずその通りにしなければいけない訳ではなく、人の選択や決定は、その時、その時によって変わる事がある。離婚は、Rさんの人生が変わる程の大きな事なのだから、「一度決めたら揺らがない」ではなく、揺れる時は存分に揺れて、変更する時は何度でも変更する自分を認めて、最終的に自分にとっての最善を選べれば良し。」といった事を説明しました。


その後、Rさんは
・行政
・士業
を通じて、離婚と離婚後の生活の為に、必要な準備を手掛け始めます。


対照的に「認めないオトナ」の躓きのパターンが出て、その場凌ぎや物事の先延ばしをしながら、必要な対応へ結びつけられない配偶者。


配偶者の動きは、当然そうなるだろうとRさんも私も粗方予測していました。


ここに至るまで、配偶者は、問題や悩みに対して、その場凌ぎや物事の先延ばしをすれば、(他の誰かが見かねて配偶者の代わりに後始末してくれて)「何とかなる」と思って対応する事を、積み重ねてきています。


配偶者が自分で何とかしようとしても、どのようにしたら必要な対応が取れるのかを知らないし、そもそも、対応方法が身に着いていません。


配偶者の本質・特性というよりも、配偶者の「実際は問題が大きくなるだけで、何もうまくいかないのに、うまくいくと思い込んでいるパターン」が作動している状態だから仕方がないのではありますが、結局の所、その場凌ぎや物事の先延ばしを繰り返す他ないのです。


Rさん、配偶者、どちらにとってもきつい時期だったと思います。


Rさんと私とのやり取りが続いた後。
お休みの期間に入り、やり取りをしない時期を経て、Rさんから連絡が来ました。


「実は急展開で、復縁モードです。」


そうなのね。
まずは、離婚回避できて良かった!


Rさん曰く、士業の方と話をしていた時に「ここに来る人は、離婚する事をはっきり決めた状態である事がほとんどなのに、あなたはまだ離婚する事を迷っているように見える。もう一度、よく考えてみて。」と言われたのだそうです。


と言う事で、ひとまず、めでたしめでたしです。


前回のブログで、私は、
>配偶者が家を出て行ったと伺った時に、うわー、Rさん、もう少し慎重に行ってええ・・・と思っていました。
>いくらどこからでも立て直しをしようと思えば出来ると言っても、相手の気持ちが遠くに離れて行けばいくほど、難しさが生じるからです。
と書きました。


確かにそうではあるのですが、私・伊藤が思い描いていた、慎重に進める事がベストではなく、Rさんが引き金を引いて、配偶者が出ていく流れがお二人にとってベストだったと言う事に、Rさんから復縁の連絡を頂いて、気づいたのです。


「大人のありのまま」の状態で、渦中にいる時は、何が起きているのかわかりませんが、終わってみると


●実現したい事は、自分の思い描いた通りになる訳ではなく、全く想像していない方法や流れで実現する事が圧倒的である
大抵、想像していた通りよりも、遥かに良いと感じる結果に至る事が多い


●その時は実現しなくてがっかりする事があっても、後になってみると、それでよかったとわかる事が多い
のです。


さて。
ありのまま認める×EFTの取り組みは「離婚せずに復縁出来したら、終わり」ではありません。


以前も書きましたが、当方の短期的な取り組みは、長期的視野をもって行っています。


離婚話をきっかけに、Rさんが取り組んだ短期的内容を土台として、この先の人生で活かせるよう、復縁を決めたRさんには、引き続きご自身で「大人のありのまま」と「主体性」を育み続けて頂きたいとお伝えしています。


「大人のありのまま」と「主体性」を育み続ける事により


・Rさん、配偶者がそれぞれの本質・特性・能力を発揮出来る状態を作る


・Rさん、配偶者がお互いの違いを尊重しあい、必要があれば合意点を見出し、実行できる関係を作る


・Rさん、配偶者が、共に存在する事で、お互いを認め満たしあったり、本質・特性・能力を活かしあったり、支え合ったりしながら、さらに関係が発展する
事が期待できます。


日常生活においては様々出来事が生じます。


それに対応するにあたって、Rさんの「認めないオトナ」の思考・言動は、知らず知らずのうちに頻繁に顔を出します。


復縁して最初のうちはお互い気を遣う為、うまくいくと思うのですが、今までと同じ、関係を悪化させる「認めないオトナ」の思考・言動を繰り返すのであれば


Rさんは
●「配偶者に何も言わなくても、配偶者が私の思いを全てわかった上で、私の思い通りに動くのが当然だ」という無意識の前提が生じた状態で、配偶者に自分の思い描いた通りに動く事を、求める。


配偶者が自分の思い描いた通りに動く事で、自分や子供が愛されている、大事にされていると感じるし、配偶者が自分の思い描いた通りに動かなければ、自分や子供が愛されない、大事にされていないと感じて、配偶者に対して、Rさんの思い描いた通りに動くように、促す。


対する配偶者が、
●今まで通り、表面上Rさんの言う事を黙って聞いているように見えるけれど、実際は、全く違う事を考えて、その場を凌ぎつつ、不満を溜めている。


溜めた不満を満たす為に、外出が多くなる。時間・お金・労力の浪費が多くなる。


と言った具合になるので、遅かれ早かれ、また離婚話に発展すると思われます。


そうならない為に、Rさんご自身のうまくいかないパターンが出る度に
「これではうまくいかない」と気づき
「大人のありのまま」と「主体性」をもって、ご自身を立て直し
本当に必要な対応をし
新しい結果を得て
その結果を次に繋げる
というプロセスを1つずつ積み重ね、身に着けていきます。


この取り組みによって、今までと同じ「認めないオトナ」の、夫婦関係を悪化させる思考・言動を選択しなくなるようになるのです。


仮に「今回は離婚を回避して、復縁出来たけれど、結局うまくいかなくて後に離婚に至る」となるのであれば、時間の経過と共に問題は大きくなりますし、時間も、労力も、お金もかかります。


お互いが、お互いを大事にしたいと思いながら、実際は傷つけあってしまうので、関係が、さらに疲弊してしまいます。


人生は有限です。


最初の時点で、離婚した方が、ダメージも立て直しに使う時間も労力も少なかったとなっては、もったいないです。


今回の離婚騒動で、Rさんが、セッションで、今までの、配偶者に対する自分の思考・言動を振り返り、これではうまくいかないのだと気付いて、立て直す過程において、今まで表面上、Rさんの言う事を黙って聞き、我慢し続けていた配偶者が、「離婚した方が良い」という内容ではありましたが、言えなかった自分の思いを口にするという変化が生じています。


配偶者が、離婚した方が良いと切り出したのをきっかけに、ここまではっきりしなかった問題が明らかになり、お二人が互いの意見を話し合い、一時は離婚になるかと思いきや、最終的に復縁に合意する事に至りました。


配偶者はRさんと接する事で、知らず知らずのうちに、「大人のありのまま」と「主体性」を身に着け始めています。


配偶者が「大人のありのまま」と「主体性」が身につく事によって、配偶者の「楽観」は、必要な対応をする場面で、活きるようになってきます。


相方である、Rさんには「楽観」が、あまり見られません。


Rさんが配偶者の楽観に接する事で、Rさんの視点や思考には、「こんな考え方もあるんだな」と言った具合に、広がりが生じるはずです。


この先、お二人にどのような事が生じるのかを知っている私は、今、改めて当時の事を振り返り、離婚騒動は、この先のお二人の関係が深まり、発展していく為の、必要な膿み出しであり、プロセスだったのだと思います。


まだ続きます。

ありのまま認める×EFTセッション事例 ~離婚を回避したい その8~

前回の続きです。


所帯を持ったのだからと、私の事は私の事、配偶者の事も私の事といった感じに、配偶者の郵便物を、当たり前に開封していたRさん。


以前、配偶者から「俺の郵便物は勝手にあけないで」と言われた事があると伺いました。


いくら家族だ、配偶者だといっても、他人です。
他人の郵便物を、許可なく勝手にあけてしまうのは、トラブルのもとです。


さて。
そんなRさんの配偶者宛ての郵便物を、Rさんが「自分に必要なもの」だと勘違いして開けた所、そこには督促状が入っていました。


これは、結婚前に、配偶者に生じた支払いであり、Rさんには関係のないものです。
当然、延滞金も発生しています。


「私、こういうムダ、すごく嫌いなんです!」
配偶者の口座から引き落としが出来ずに、たまに公共料金等の督促状が届く事もあるという、苛立ちを口にするRさん。


どうなっているのか聞いても
「大丈夫。何とかするから。」
と答える配偶者。


結婚前に発生した支払いが出来ず、どうしていいのかわからないまま何年も放置した結果、督促状が来ているのだから、実際は、何ともなっていません。


延滞金もついてしまっていて、問題が大きくなっています。


前にも述べましたが、配偶者の何とかなるは「誰かが助けてくれる事」が前提であり、配偶者が何とかする訳ではありません。


・・となると、何とかするのはRさん?


うーーーん。
たぶん、そうよね。


結婚前に、お付き合いをしている頃、お金が足りない時に、「魔法のカードがあるから大丈夫!!」とRさんに言い放った、Rさんの配偶者の金銭感覚は、伺う限り、生活を共にするにはなかなか厳しいものです。


お互いがまだぎくしゃくする中、踏み込んでお金の話をする段階には全くない状態だけれど、「結婚前に生じている、利子も発生している支払いの滞り」に関しては、このまま放置しても、延滞金が増えていくだけですし、その他への影響が及ぶ可能性もあり、手を打つ必要がありました。


結果的に、Rさん先導で、この件について配偶者と話をし、共に某機関に出向き、担当者と話し合いをして、どうするかを決めて、実行してきました。


自分ではどうする事も出来ない配偶者は、ほっとしていたものの、その直後、給料日という事もあって、配偶者が自分の装飾品をカード購入してしまうというまさかのオマケが・・・



Rさんからは
「もう疲れた
マジで話す気力ゼロ
ムダな労力だ」
という実況中継メールを頂きました。


恐るべし、配偶者の「どうにかなる(実際はどうにもならないし、問題が大きくなるだけ)」という思い込み。


少し前、Rさんは、配偶者に、生活費の事、この先のお金の事、私のやりたい事について協力を求める話をしたいと言っていました。


セッションを進めていた私から見ると、配偶者の気持ちはまだ不安定で、Rさんからは離れていると感じる上に、離婚回避が完全に出来ていた訳でもありませんでした。


Rさんからお金の話が出た時に、配偶者はRさんに責められた、否定されたと感じる可能性も否めません。


Rさんご自身も、配偶者に蔑ろにされている、大事にされていない、許せないと思っている事がいくつかある状態です。


現状のまま、配偶者に協力を求める話し合いをした所で、Rさんが望むような結果を得られるよりも、関係がこじれる可能性が高いと判断していました。


その為、今回の支払いを片付けた後、しばらくは何も言わずぐっと堪えて、Rさんの内側を立て直しに専念し、Rさんの変化によって、配偶者がRさんの話す内容を、そのまま受け止められるようになってからの方が良いと思ったので、Rさんにその旨を伝えていました。


その日。
「もう疲れた
マジで話す気力ゼロ
ムダな労力だ」
とは思っていたRさん。


人は、瞬間、瞬間、色々な思い、感覚を抱きます。


同日の夜。
「家族でいられるって幸せだ」と感じていたRさんは、
今なら話しても大丈夫かもしれないと判断し「今後のお金について」口火を切ったのでした。


これは、「認めないオトナ」の、周囲囲が、表面上、Rさんの思い通り(幸せだと感じる状態)なら、物事がうまくいく(配偶やの協力が得られる)という思い込みが作動した状態です。


実際は、Rさんの思い込み通りになる所か、配偶者から、
「生活全て我慢している
気持ちがないのに一緒にいるのがつらい
でも離婚まで決められない
子供に嫌われたくない」
と返ってきた上に、距離を置きたいと言われ、配偶者が家を出ていく事になったのです。


当時、その連絡を頂いた際に、私は、うわー、Rさん、もう少し慎重に行ってええ・・・と思っていました。


いくらどこからでも立て直しをしようと思えば出来ると言っても、相手の気持ちが遠くに離れて行けばいくほど、難しさが生じるからです。


実はこの後、お二人は、互いに離婚する意思を表面化させていきます。


次回に続く