アイホージュの庭

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ありのまま認める×EFTセッション事例 ~離婚を回避したい その2~

ありのまま認める×EFTでは、問題を根本的に解決する為のセッションをするにあたり、クライアントさんの現状について少し時間をかけてヒアリングをします。

Rさんは、配偶者に対して様々な不満・怒り・苛立ち・悲しみといったものを抱いていました。

その中に

・配偶者は職場の飲み会や交流が多く、Rさんが蔑ろにされていると感じるような事が起きていた

・それで不安になったRさんは、我満出来なくなり、配偶者のスマートフォンを勝手に見てしまった
そこで、配偶者が知人に「Rに気持ちが全くない」と送っていたのを知ってしまった

と言う内容が出てきました。

この状態でRさんは、配偶者に離婚届を突き付けたのです。

よく考えたら、離婚話に発展してしまう可能性が大きいというのがわかるはずです。

なのに何故、Rさんは、配偶者から
「何、馬鹿な事やってんだよ、お前の事が大事だよ。離婚なんてしないよ。」
という言葉が引き出せると思っていたのでしょうか?
配偶者が本当に自分の事を愛しているのかどうかが確認出来ると思ったのでしょうか?

実は、Rさんに限らず「認めないオトナ」の状態にある場合、こういった事は、誰にでも起こり得るのです。

私も過去に経験したことが結構ありました・・。
折り合いはつけているものの、思い出すと、冷や汗が出ます。


さて。
何故、Rさんにこのような事が生じているのかを説明する前に、私・伊藤から、当ブログをお読みくださるあなたに質問があります。

配偶者に関わらず、親・恋人・友人、どなたでも良いです。

普段、あなたが「自分は、誰かに愛されている」と判断する際、何を基準に「自分は愛されている」と捉えていますか?

反対に「自分は、(誰かに)嫌われている」と判断する際、何を基準に「自分は嫌われている」と捉えていますか?

あなたにとって「愛する・愛される」とは、具体的にどういう事を指しますか?

色々と考えるけれど、「これだ!」という一つに絞るのは難しいと感じたかもしれません。


実は、「ありのまま認める×EFT」における
●「大人のありのまま」の「主体性」を育んだ状態で言う「愛する・愛される」
●「認めないオトナ」の「従属性・支配性」を育んだ状態で言う「愛する・愛される」
には、それぞれ明確な基準があるのです。

この基準でRさんの状態をチェックしてみると、Rさんは「認めないオトナ」の基準で「配偶者に愛される・愛されない」を判断していました。

セッション前のRさんにとって、「配偶者に愛される」というのは、
Rさんが内心、望んでいる事を配偶者に一切説明しなくても
配偶者が全てRさんの望みを察して
Rさんの望んだ通りに完璧に動くこと。
これを、配偶者がRさんと接している時間中、行うこと。

仮に、配偶者が腹の中で「Rに全く気持ちがない」と思っていたとしても、配偶者の動きが、Rさんにとって配偶者に愛されていると感じられるものであれば、Rさんの中では「私は、配偶者に愛されている(認めてもらえている)」と言う事が事実になります。

反対に、配偶者が心からRさんを愛していたとしても
Rさんが、配偶者から愛されていないと感じるのであれば
Rさんの中では、「私は、配偶者に愛されていない(認めてもらえていない)」と言う事が、事実になります。

以上の事から、Rさんが、配偶者に愛されているかどうかを試すために、離婚届を突き付けたら
「何、馬鹿な事やってんだよ、お前の事が大事だよ。離婚なんてしないよ」という言葉が引き出せる上に、自分は愛されているという確信を得られると思うのも当然ですし、まさかの離婚話に展開した事で、自分は愛されていないと感じて、不安になるのも当然なのです。

でも、ちょっと考えてみて頂きたいのです。

配偶者はエスパーではありません。

彼が、Rさんと接している時間中、常にRさんの望んだ事を完璧に察して、Rさんの思い描いた通りに動くなんて、無理に等しいのです。

これが無理である場合、Rさんに、どういうことが起きるでしょうか?

必然的に、配偶者から愛されていると感じる事が不足します。

結婚し、年月が経てば経つ程「愛が不足する」事が積み重なる為、Rさんの中では「私は、配偶者に愛されない」という状態が、Rさんの中で強くなっていくのです。

加えて、Rさんは、配偶者と付き合い始めた頃の事について「配偶者は強い愛情表現をしてくれていて、すごく愛されていると感じていた」と話していました。

「配偶者の強い愛情表現」が、Rさんの愛されていると感じる基準になのであれば、結婚して3年、4年と経過した時点で「配偶者愛が枯渇状態」になっていると言っても過言ではありません。


実際の所、Rさんがセッションをお受けになる頃には、配偶者の一挙一動を通じて、配偶者から
・お前(Rさん)のことをもう愛していない。
・お前と一緒に過ごしても楽しくない。
・お前とは仕方なく一緒にいる。
・お前のことが嫌いだ。
言われていると感じるようになっていたのです。

なので、Rさんは、この状態を配偶者から愛されていると感じる為に、今度はご自分が、配偶者の本心を一切聞かずに、配偶者の思いを察して、配偶者の望み通りに動こうとします。

私は、配偶者の事を考えて行動しているのだから、配偶者も私の事を考えて行動しろ!という「認めないオトナ」の愛情のギブアンドテイクをもって、配偶者に、Rさんの望んだ通りに動くように仕向ける事になります。

でも、先ほども述べた通り、配偶者がエスパーでないように、Rさんもエスパーではありません。

この対応の結果、配偶者に向かって
私がこんなに頑張っているのに、どうしてあなたはわかってくれないの?
本当に私の事が大事だったら、愛してくれているなら、何も言わなくても●●するのが当然でしょ?
と訴える事になるのです。

配偶者にとっては、Rさんの訴えは理解しがたいものです。

仮に配偶者も「認めないオトナ」の状態にあるとするならば、配偶者はRさんから「自分が何をやってもRから否定される」と感じるでしょうし、否定が積み重なった暁には「Rに気持ちがない」となるのも当然だと言えるのです。

Rさんが、「認めないオトナ」のまま、現状を何とかしようともがけばもがく程、お二人の関係は悪循環に陥ります。

この悪循環から抜ける為には、下記の【1】【2】が必要です。

【1】「誰かが自分の思い通りに動くことで、愛情を満たせる」
「誰かが自分の思い通りに動かなければ、愛情を満たせない」
という「自分の人生は、自分を満たせるのは、常に他人の動き次第」という状態を立て直す

【2】「自分で自分をありのまま認め満たす」事により、「大人のありのまま」の「主体性」を育み
自分で自分をありのまま認め、「自分の人生は、自分を満たせるのは、常に自分次第」とわかった上で、
配偶者に新しい視点・新しい思考・新しい対応で接する

ただし、この【1】【2】はセッション前のRさんにとって、口頭説明だけでは理解し難い内容です。

仮に頭でわかったつもりになっても、実生活に戻った際に使えないのであれば、Rさんは、「認めないオトナ」の状態のまま、これまでと変わらない対応を、配偶者に続けていく事になります。

Rさんが、今迄と同じ対応を続ければ続ける程、離婚回避は難しくなります。

実際の離婚を避ける為に、当方では、「大人のありのまま」と「主体性」を育む事にEFTの手法を掛け合わせ、Rさんが「わかる」「納得する」「実際に動ける」「立て直せる」を出来るようにするのです。