アイホージュの庭

リラクゼーションサロンアイホージュのブログです

ありのまま認める×EFTセッション事例 ~離婚を回避したい その12~ 

Rさんの雰囲気や言動に、引っかかりがある様子だったので、話を伺うと、中古住宅購入案が出ているとのことでした。


・築十数年、広くて、開放感がある
・リフォーム済の物件


配偶者が、その中古住宅の開放感をえらく気に入っていて、すでに買う方に気持ちが決まりつつあるというのです。


対して、Rさんは
・購入してもいいとは思うけれど、値段が高い。
・あと700万安ければ考えるけれど、中古にこの値段は高いと感じている
と言います。


Rさんは、以前から、家を買うなら、絶対に欲しいと思っていたものが2つありました。


2つとも、新築物件であれば、最初から取り付ければ良い物です。


ですが、その中古物件では、Rさんが欲しいものの1つは、現状の設備によって、取り付ける必要がありません。


もし、何としても取り付けようとするならば、取り付けの為に、物件に傷をつける必要がある上に、設備過剰ですし、維持費も高くつきます。


もう1つも、後付けするのはスペースが必要だけれど、相当するスペースがないとのこと。


Rさんが欲しいものを、どちらも諦めなければいけない可能性が大という状態だったのですが、それについてRさんは、「まあ、念願の家が手に入るのだし、(欲しいものを諦めるのは)仕方ないか・・」という感じでした。


Rさんには他にも気になる事がありました。


それは、中古住宅は「配偶者が、自分の事を認めてもらいたい方」から話が出ていて、その方が間に入っていること。


彼女たちが中古住宅を購入すると、その方へいくつかのメリットが生じます。


配偶者は、その方に良い顔が出来る上に、感謝される事で、自分を認めてもらえたと感じられるという流れが生じているのを、Rさんは感じ取っていました。


その方は、配偶者が買う事に同意すれば、自分を認めてもらったと感じる上に、実際のメリットを受け取る事で、自分を満たせると言った具合に、双方が互いの認め満たしあいが出来るという、「認めないオトナ」の一見、万々歳のストーリーが隠れていると思われます。


配偶者、Rさん、双方が納得の上、主体的に「中古を買う」事を決めるのであれば、何の問題ありません。


ですが、配偶者が、その方に言われるがままだったり、Rさんが納得していなかったりするのであれば、購入するまでは良くても、後々問題が浮上する可能性が非常に高いのです。


不満や、不快を覚えても、家を買った後では、どうしようもできないのです。


再び関係が悪化しないとも限りません。


せっかく何千万というお金を使って購入し、ローンを払っていくのです。


家は買って終わりではありません。


購入は始まりに過ぎず、そこで1日、1日を積み重ねながら、十数年、二十数年と過ごしていくのだから、心から納得いく買い物をして頂きたいものです。 


加えて、その方は、金銭面に余裕がないので、金銭に関する協力は一切出来ないけれど、何とかお二人に協力したい、役に立ちたいと話していらっしゃるとのこと。


「・・えーと。

出せないけれど、お金を出したいという気持ちはありがたいよね。
出せない事で、何とか役に立ちたいと思う気持ちもわかるし、ありがたいよね。
出せる、出せないにかかわらず、黙って、お二人の意向を尊重して、見守ってくれるのが一番ありがたい「協力」だよね。
出せないと言うのであれば、なおさら。」


「ほんとそうです。
気持ちはありがたいけれど、口だけ出されても本当に困るんです!」


Rさん。
この件でも、言いたい事がたくさんありそうです。


さて。
この時点で、まだ「中古、買ってもいいんだけれど・・」という反応を示し続けるRさん。


前回のブログで書いた、数十万の買い物をした時の配偶者の変化や、配偶者が中古物件を気に入っていていたのを目の当たりにして、「まあ、これでいっか・・」とご自身を納得させているように感じたので、本当に、本当に、中古住宅を購入していいのかを確認する為に、私・伊藤が、生理的な境界線について露骨な質問をあれこれしていたら、Rさんが


「もう!
みつるさんっ!!!


私、それ考えないようにしていたのに!」
だって(笑


考えないようにして、無理やり買う方へと自分をもっていこうとしても、後で悔やむ事になるので、いかんのですよ。


とりあえず、意見の違いは、意見の違いに過ぎないのだから、まずは、Rさんがどうしたいのかを明らかにしましょう。


という事で、
・Rさん・・新築が欲しい
・配偶者・・中古が欲しい
お二人の意見が分かれた状態になりました。


ありのまま認める×EFTでは、常に、下記の2点を原理原則としてセッションなり、取り組みを行っています。


・自分で自分(の存在・欲・意見等)をありのまま認め満たす
・自分で自分(の存在・欲・意見等)をありのまま認め満たすように、他人が他人(の存在・欲・意見等)をありのまま認め満たす事を尊重する。必要があれば、互いの合意点を見出して、実行する


この2点を押さえて、
・Rさんが、Rさんの意見を尊重する
・Rさんが納得しないままに、自分の意見を抑えて、配偶者の意見に表面上合わせる事はしない
・配偶者の意見を否定する事もしない
状態で、
・Rさんと配偶者の意見を尊重した上で、互いの合意点を見出す
作業を行います。


これまでの取り組みで、配偶者の「実際は何ともならず、問題が大きくなるのに、誰かが何とかしてくれて、何とかなると思い込んでいるパターン」がわかっているだけに、「お二人が本当に欲しい家」を手に入れるには、Rさんが主体で配偶者を引っ張っていく事が必要です。


その為に、Rさんは、私との問答を参考に、
「長期的視野で見た、新築・中古のメリット・デメリット」
についてまとめてから、配偶者にプレゼンして、お2人でどうするかを決める事にしたのでした。


続く(次回が最終回です)